生きていく上で欠かせないものの一つである食事。ホームレスの方は食べる物をどうやって入手しているのでしょうか?
住んでいる場所にもよりますが、ホームレスが食べ物を得る方法はいくつか存在します。
今の時代、何かのきっかけで若者でもホームレスになってしまうことも珍しくありません。
今はまだ普通の生活が営めている方でも、今後どうなるかは誰にもわからないので、ホームレスの食料調達の方法を知っておいても良いのかもしれません。
炊き出し
路上でホームレスの方に食事を提供している方を見たことがあるという方もいるでしょう。団体によって異なりますが、おにぎりや麺もの、お弁当、パン、丼物、汁物などを配っています。
インターネットで検索すると、その地域で行われる炊き出しの日時や場所を知ることができます。田舎ではほとんど行われていないので、家を失ったら都会に向かったほうが良いかもしれません。
ホームレス以外でも炊き出しはOK?
ホームレス以外の方が利用してはいけないという決まりは無いので、一般人が利用しても問題は無いかと思います。事実、家を失っていなくても生活が苦しいため炊き出しを利用しているという方もいるようです。
ただ、あくまでも生活に困っている方に向けて行われているものとなるため、生活に困っていないのにタダ飯目的で利用するというのは止めておいたほうがよいでしょう。
お店で買う
ホームレスの半分以上は仕事をしており、収入があります。その収入からスーパーなどのお店で食材を購入する方も多いです。
カップラーメンや袋麺など、比較的安価で購入できるインスタント食品で食事を済ませている方も多いです。スーパーやコンビニなど、お湯を無料で提供しているお店も多いため、自分でお湯を沸かす必要がありません。
また、電子レンジが設置しているスーパーもあるので、電子レンジ調理できるインスタントなどを食べることもできます。
カセットコンロなどの調理器具を持っている場合は、野菜やお肉を購入して自炊することもできます。
外で採れる食材
野草や木の実など、外で採れる食材は多いです。
ふきのとうやタラの芽、ぎんなんなどが挙げられますが、それらを他のホームレスに売ったり、物々交換をすることもあります。
他にも、川や海が近い場合はシジミなどの魚介類を取って、食べたり売ったりしている方もいます。
ゴミ漁り
まだ食べられる食材や、残飯などをゴミの中から見つけて食事を済ませるホームレスもいます。
よくカラスがゴミを漁っている風景を見たことがあるかと思いますが、意外と食べることができる食材が出てくるようです。たまに、賞味期限が切れた缶詰やインスタント食品が出てくることもあり、それらは重宝されるようです。
廃棄弁当や惣菜は?
弁当やおにぎりなど、コンビニやスーパーでは毎日販売されていますが、賞味期限が切れた多くの商品は捨てられています。
昔はお店の裏でもらうことができたり、廃棄してある物を普通に取っていくことができたみたいなので、弁当などを入手できる場所を見つけた方は食事に困らなかったみたいです。
ただ、現在はそういったことは厳しくなっており、廃棄する食品は鍵をかけられた場所に置かれるか、引き取りに来た業者にすぐ渡す決まりになっています。
以上、ホームレスの食糧事情について紹介しました。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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